お知らせ

新型コロナウイルス(COVID-19)最新情報

インターネット、新聞、テレビ、文献(専門的な学術誌)、日本医師会のガイドラインなどから得られた情報をまとめました。最近の動向は、爆発的な流行はありませんが、感染経路不明例、三密の感染が多いようです。感染経路不明例の詳細を分析するのは不可能で、日常的に何に気をつければよいのか難しくなっています。

感染の機会が多い場所、機会、行動を依然として個人個人が気をつける。ワクチンが出来、抗体検査ができ、個人的に心配ないと言えるまで、用心しましょう。

1. 感染経路

感染している人の咳、会話によって生じる「しぶき」の吸引(飛沫感染)
ウイルスが含まれる喀痰、唾液などに接触した手で口や鼻、目を触る(飛沫感染)、またエアゾールの発生(空気感染)の可能性も指摘されています(換気のできない部屋は危険)。

2. 潜伏期

1〜14日(中央値5.1日) 患者の97.5%は11.5日以内に発症。
無症状でも感染力はあり。早期の発症もありますが、多くは1〜2週間が要注意

3. 症状

全ての感染者が発症するわけではなく、無症状の例もある。
多い症状は、発熱、乾いた咳、頭痛、筋肉痛、悪心(嘔吐なし)。
強い嗅覚・味覚障害、倦怠感、下痢を伴うこともある。
川崎病類似症状(5日以上の発熱、腹痛下痢、嘔吐、目の充血、皮膚の発疹)
皮膚蒼白、呼吸困難に重症例多い。呼吸困難は、ウイルス性肺炎発症の可能性があり、発症後急性呼吸窮迫症候群、敗血症性ショックから多臓器不全(重症)。

4. 病原性

中国例 81%軽症、重症化14%、生命危機5%、50歳超えると致死率上昇。
高齢者、高血圧など循環器疾患、糖尿病、喘息やCOPDなどの呼吸器疾患、がん、免疫不全、人工透析患者は重症化。
妊婦の重症化の報告はないが、胎児に影響疑い。
小児例は無症状または軽症55%、中等症(肺炎アリ)39%、重症5%、臓器不全1%未満。おとなに比べ皆が軽いわけではないので注意が必要か。
小児は、普段から通常のワクチンで免疫増強し、少ないのではと(大阪大学宮坂昌之先生)。普段のワクチンが大事です。

5. 感染対策

咳嗽の有無にかかわらずマスク着用、症状のある患者さんは自家用車で待つ。
感染対策ができている医療機関を受診。
胸部レ線、胸部CTは感染対策ができている医療機関で施行。

6. 診断

PCR(鼻腔、咽頭拭い液)陽性、但し、検査適応を感染症学会は限定していますが医師会が、協力して検査している地域もあります。

7. 検査

血液検査、胸部レ線、胸部CT 肺炎像の有無、頭部CT 脳梗塞の有無
抗体検査(潜在感染者の把握、流行状況を知る、集団免疫を知る。
ノーベル賞の山中伸弥先生は未知の防御因子ファクターXを指摘。

8. 治療

抗ウイルス剤内服、注射、酸素投与、人工呼吸器、ECMO
抗凝固剤、免疫抑制剤、血漿交換、ステロイドパルス療法

  1. 吸入ステロイド(オルベスコ 吸入薬)、10症例で効果?
  2. アビガン(新型インフルエンザ治療薬)、中国、タイで有効例、患者の希望、病院の承認必要、妊婦禁忌、有効か治験中、副作用 催奇形性、高尿酸血症。
    国内での使用は何故か消極的、治験の正当性不明?
  3. プラケニル(仏SLE治療薬)
  4. レムデシビル(米 、エボラ出血熱治療)副作用 肝不全、急性腎不全出現。
  5. カレトラ(抗HIV治療薬)、ほとんど効果なしと。
  6. ヒドロキシクロロキン(マラリア治療薬)米国延命効果なしと、WHOも治験中止。日本で肺炎改善率あり、副作用 網膜症。QT延長、心筋症。
  7. イベルメクチン(ノーベル賞大村智先生の疥癬治療薬)、海外で有効例、国内で治験中。
  8. トシリズマブ注射(サイトカインストームに免疫抑制効果、IL6受容体抗体)仏重症例に効果、副作用 易感染性、肝障害。
  9. リバビリン(IL-6受容体抗体、ウイルス血症の改善)

ほとんど全ての治療薬は、症状の重症度に応じて投薬。効果と副作用のバランスが難しく、国立医療センターの大曲 貴夫先生も治療困難で、二重盲検が必要と。
諸外国で有効との論文が出ても後で撤回される例も出ています。現場の先生は大変です。

9. 予防

マスク着用、1m以上のphysical distancing、隔離(ロックアウト)、ユニバーサルマスキング、行動変容(新しい生活様式)、検査体制の整備が必要。
ワクチン 最短7月〜9月に治験(日本)、10月に臨床試験開始(米) 開発は年内〜来年始め
国内での開発(大阪大学 年内に有効性・安全性確認し、来年の年明け〜治験開始か。
米国ワクチンの臨床試験開始(モデルナ)実用化は12〜18ヶ月??
米国、英国のワクチンを日本にも早期にまわしてくれるか疑問!

10. 予後

自然治癒多い。
ただし、6/30現在、国内死亡者数972人、死亡率5.2%(増加傾向)、数万人の死者を出している国の死亡率は仏14.9%、イタリア14.5%、英国14.0%、メキシコ12.2%、スペイン11.1%、米4.9%、ブラジル4.3%、1万人みたない国では、中国5.5%、独4.6%。

今後の問題点

新型コロナウイルスのワクチンはいつ頃接種できるのでしょうか?

今年の冬にはできると楽観的な見方がありますが、日本の専門家は欧米のワクチンで恐らく来年の冬と考えられているようです。

特効薬もない現実でリスクのある患者さんはどうすれば良いのでしょうか?

有効な薬、ワクチンが手に入らない限り、これまで通り、リスクのある患者さんは、不要不急の外出はさけたほうが良いでしょう。

このまま普段通りの日常生活に戻って大丈夫でしょうか?

現状では、徐々に隔離解除になると思われます。しかし、今後は、今まで通りの生活に戻るのは難しいと考えたほうが良いでしょう。恐らく1〜2年は、このような生活が続くと思われます。それほど厄介な感染症です。
欧米では、コロナウイルス驚くに当たらないとして、普段通りの生活に戻っていますが、また、二次感染、三次感染が発症する恐れがあります。治療、ワクチンが進まない限りつづくでしょう。

日本では、諸外国に比べて感染者数、死亡者数が少ないとしていますが、本当でしょうか?

最近、日本でも死亡者は増加しています。油断できません。日本の医療のおかげで、治療が進み諸外国に比べて、やや少ないのではないでしょうか。

PCR検査をいつでも受けられますか?

日本では、諸外国に比べてインフルエンザ迅速検査が普及し、遺伝子検査PCRが進まなかったようです。今後、鼻汁のPCR検査、簡便な迅速検査も普及し、より多くの患者さんに安全に検査できるようになりそうです。

今後の生活が心配です。どうしたら良いでしょうか?

繰り返しになりますが、ワクチンも、有効な治療もない時点では、
身体的な距離を保つ、マスクをし、不要不急の外出は避ける。外出後は、うがいをし、こまめに手洗いをする。
三密(密集、密接、密へい)を避ける。
発熱、感冒症状のある人は、無理をせず自宅で療養する。
発熱のある人は、毎日計りましょう。
自分だけでなく、弱い人、子供を守るつもりで行動してください。

藤沢市教育委員会より、学校再開後の出席停止基準を提示されています。

発熱、風邪症状、コロナ患者との接触等をまとめていますので参考にしてください。不明時は、学校に問い合わせて、指示を仰いでください。

世界で最もコロナ感染症封じ込めに成功した貴重な国が台湾です。

6月20日、NHKで放送されました。陳建仁氏が中心になって国家的な対策を行い、コロナ感染症を封じ込めました。17年前はSARSでパニックになったのですが、今回はWHOに加盟してない状況下で、昨年、12月31日、中国に不明の感染症が出ている第1報を独自に得てから、矢継ぎ早に対策。組織も一元化し、中央、地方、国家衛生指揮センターを中心に、中央、地方の調整をしました。国境閉鎖、外から持ち込みを警戒し、早期に医療備品も十分用意しました。感染者は、PCRの検査も普及していなかったのですが、14日間の自宅隔離を徹底し、感染経路を98%特定しました。違反する人には罰金、市民、企業、社会全体で徹底的に感染を遮断。その間、金銭的なサポートも施行しました。デマ対策としてIT担当閣僚が配置され、デマに対して即座に正しい情報を流し、防疫専門機関が正しい情報と知識を広報しました。感染者を差別することなく、正しい知識と行動を促しています。 現在も渡航制限が行われ、PCR陰性を確認しています。
現在は無症状でも、第2波は冬に爆発すると指摘しています。
今後は、新しいライフスタイルが必要で、具合が悪ければ外に出ない。
食事は、一人でとるなど、徹底した生活を勧めています。
今後、日本も感染者の特定をし、感染経路の追跡、体調に悪い人は無理せず、自己申告し、ほかの人にうつさないよう配慮する必要があります。
まだまだ、ワクチンも有効な治療薬がだない以上、物理的な隔離をしっかりしていきたいものです。

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