お知らせ

予防接種を受けられるときの注意

10月31日、厚生労働省の専門家小委員会が開かれ、日本脳炎ワクチンについて検討されました。皆様もご存じの通り死亡例もみられましたが、ワクチンの危険性が高まったとは言えないとして、現段階ではただちに中止する必要性はないとされました。しかし、死亡された症例の検討、ほかの重症例のまとめを委員会の議論、資料からみますと、ただちに安全とは言えないといわざるをえません。

限られた資料ですが、

(1)培養細胞由来のワクチンに変更しましたが、急性散在性脳脊髄炎(ADEM)の報告頻度は、1例/131万回接種で旧ワクチン(1例/70万〜200万回接種)とほぼ同じ。より安全と考えられたのに変わりがなかったのです。

(2)死亡された患者さんが、なぜなくなられたか、日本脳炎との直接的な因果関係があったのか不明ですが、少なくともこの患者さんに接種が適切だったのか疑問です。1例は、突然の不整脈を起こしかねない薬剤を3種類も内服されていました。1例は、小さく生まれ、重篤な病気もあり、免疫の低下も考えられています。

ワクチンは、ワクチンをすることで各個人を守ることと、周りの多くの人が予防接種を受けて、受けられない危険な病気お持ちの患者様を守ることにあります。したがって、多くの人に安全に接種していただければなりません。

従って、今後は、以下のことにより注意していきたいと思います。

1)基礎疾患をお持ちの患者様は、より注意して接種をする。もともとの病気の薬をもらっている先生に十分相談して、不整脈など起こす薬がないかよく確認する。できれば、よくご存知の主治医に接種していただく。

2)感冒等と考えられる方でも、接種には、より慎重を期し無理しない。 当院では、1〜2日前からの風邪で、今後の経過に疑問のある方は、接種を遠慮させていただきます。

3)髄膜炎等の重症化を予防するワクチンは早めに接種してください。 インフルエンザ桿菌ワクチン(Hib)、肺炎球菌ワクチン(プレベナー)、BCG等

4)集団生活に入る前に、必要なワクチンを速やかに終えてください。 水痘ワクチン、おたふくかぜワクチン、MRワクチン等

5)当院では、同時接種を控えています。皆様には、大変ご迷惑をおかけしています。今年、小児科学会で、一部の同時接種に副作用が多い、とされましたが、依然学会誌に正式の論文になっていません。「人間は、そんなやわではない」として、同時接種を推進している医師もいますが、私としては、依然慎重にしなければならないと考えています。 幸い同時接種推進から、安全な混合ワクチンをつくるながれも出てきています。

日本のワクチンは、計画性がなく、透明性も乏しく、それを進める責任者の自覚も極めて乏しいのが現状です。

したがって、ワクチンを接種する現場の医師は混乱し悩んでいます。今後ともご理解をお願いします。

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