お知らせ

ヒブ(インフルエンザ桿菌)、小児用肺炎球菌ワクチンの接種について

(1)ヒブ(インフルエンザ桿菌)ワクチン・小児用肺炎球菌ワクチンの接種開始について

今回、厚生労働省は、3月24日付で、両者の安全性を評価し、4月1日付けで、接種を再開することができるようになりました。

当院では、4月1日から小児用肺炎球菌のワクチン接種を開始します。ヒブワクチンは、一部に不純物の混入があり、その回収が終了することを前提に開始することになっております。現在の予定では、4月11日ごろより、供給される予定ですので、それ以降の予約をお願いします。

(2)ワクチンの同時接種の中止

日本小児科学会の推奨(2011.1.19)以降、全国的に同時接種が拡大してきました。

今回亡くなられたのは、8人のうち7人が同時接種で、しかも、7人は、3月2日から23日に集中してます。 何故なのか?私には、同時接種が増加したことが、原因の一つと思われてならないのです。 しかし、このたびの死亡例を踏まえた医薬品等安全対策部会安全対策調査会の見解では、現段階の情報において、いずれもワクチン接種との直接的な明確な因果関係は認められないとしています。

我々に公表された症例の調査結果から、死亡例は、短期に集中し、接種後2〜7日後(平均2.4日、通常予防接種の副作用は、2日以内を重視します)の早期に突然亡くなられてます。死因も呼吸器感染症を示唆するウイルスを検出した1例の他は、明らかな感染症はなく、誤飲2例(基礎疾患なく、おそらく原因不明)、突然死2例(多くは原因不明)、心臓病の例は2例とも、いずれも死因もワクチンの接種との因果関係も不明としています。

また、心臓病が直接的な病因と断定できなかったようです。 以上より、ワクチン接種後の原因不明の死亡で、正しくは、ワクチンと直接的な因果関係は認められないと断定することはできない、と考えます。 私の個人的な見解では、少しでもワクチン接種が疑わしければ、接種する方の安全を考え、慎重に接種すべきと考えます。 決して、同時接種を父親母親の選択に任せて、医師の責任逃れをしてはならないと考えます。

小児科学会では、同時接種の利便性として以下を挙げてます。

  1. 各ワクチンの接種率が向上する。 
  2. 子供たちがワクチンで予防される 疾患から早期に守られる。
  3. 保護者の経済的、時間的負担が軽減する。
  4. 医療者の時間的負担が軽減する。

そして、外国の文献を引用して、

  1. 同時接種して、それぞれのワクチンに対する有効性について、お互いの干渉はない。
  2. 同時接種して、知れぞれのワクチンの有害事象、副反応の頻度が上がることはない。
  3. 同時接種において、接種できるワクチン(生ワクチンを含む)の本数に原則制限はない。

としています。

これを契機に、ワクチンを2〜4本と複数接種することになりました。

しかし、付加するワクチンの個々のタンパク質の総量の問題、Hibワクチンに結合してる破傷風毒素の免疫効果が、混合ワクチンにより必要以上に増殖され、何らかの副作用を生じる可能性も懸念されるとの意見もあります(国立感染症研究所 荒川宜親)。

今やることは、亡くなられた患者様を、さらに詳細に検討し、疑わしいことがあれば、同時接種に必要な臨床的、基礎的な検討であると考えてます。

決して、基礎的検討なしで、同時接種をしてはならないと考えてます。

皆様には、ご迷惑をおかけしますが、今しばらく同時接種を見合わせてください。

 

過去のお知らせを見る

健康サポート

順番予約をする

おうちでの対応

お役立ちガイド

フォトギャラリー

おくやま小児科

〒251-0002
神奈川県藤沢市大鋸1-2-18
藤沢ホスピタリティパーク1階
電話:0466-29-5513
Fax:0466-29-5514

 

詳しい地図を見る